一足お先に

朝夕はめっきり秋の風ですね。名古屋エスプリヌーボーの山田です。
 
秋が待ち遠しくて仕方ないので勝手に芸術の秋を前倒しです。
 
秋じゃなくても二週に一回は美術館やギャラリーにフラーっと行きますけど。
 
『没後40年レオナール・フジタ展』
 
僕の中では『乳白色の肌』のブジタさんじゃなくて(油絵なのに全体的にお豆腐みたいな色彩?感覚?)『オカッパ眼鏡』のキャラクターの濃いアーティスト。 
 
1920年代にモデァリアーニ、シャガール、マンレイさんらに混じって夜な夜な騒いでた伝説な日本人。しかも本場パリジャンに負けないぐらい派手な格好してたらしいです。 
 
大体この時代の芸術家は破天荒な人が多いんでフジタさんも4度も奥さんが変わってます。作風とは正反対なライフスタイルに勝手に共感しました(僕は4度も嫁さん変えません!)。
 
展覧会を観て一番面白かった点はアトリエ、教会、のマケット(本物を制作するまでの立体スケッチ。ジオラマみたいな感じ)です。バケツ、イス、テーブルはたまた壁に掛かってる絵など忠実に再現されてます。
 
平面作品も素敵ですが結局、ジオラマ、ミニチュア好きなんで興味がそちらに傾きました。 
 
皆さんお洒落してドンドン美術館に出掛けましょう!気付かなかった自分の感性を再確認しましょう!
 
フジタさんこのビロードジャケットに前髪パッツンな風貌ヤバイですよね!