モダンな出来事

花粉症による偏頭痛に悩まされる名古屋エスプリヌーボー山田です。


名古屋のモッズ大先輩の日記にて非常に面白い文献を発見!ポール・ウェラー師匠の、若い言動を自分とダブらせて読んでみました。皆さんもダブらせて読んでみては?


某誌が転載したニュー・ミュージカル・エキスプレスの連載「消費者としてのポートレイト」というアンケートにポール師匠が回答した、という記事が出てきました。

コレ、確か1981年か1982年の出来事らしいです。
つまりジャム後期のポール師匠の「好み」って事ですね。

「好きなレーベル」
●タムラ・モータウン
●スタックス
●アトランティック
●トロージャン
●ヴァーヴ
●モジョ
●インヴィクタス
ブルーノート
●グリーンスリーブス
●ブルービート
●シュガーヒル
●スー/アイランド


「クーレスト・キャッツ(かっこいい人)」
●スティーヴ・マリオット
ジミー・スミス
●ボーン・トルス
●トップ・ショッピング・ハイストリーティング・ヒップスタ
ーズ

「ノー・スタイル・アンド・スクエアー(ダサイと思う事)」
●汚い事
●ロックンロール
●いわゆるロック
●“遅れている”という表現
●音楽誌


「スタイル・アンド・ヒップ(渋いと思う事)」
●清潔な事
●真面目な事
カプチーノ
●切ったライムを入れた炭酸水
ロベルト・カルロス
●ミスター・バイライツ
●ソウル・ミュージック
●モダン・ジャズ
●クラシック
●対称的な整合感


「好きな女性ヴォーカル」
●ダスティースプリングフィールド
アレサ・フランクリン
●ミリー・ジャクソン
ニーナ・シモン
●マデリン・ベル
●サンディ・ショウ
ディオンヌ・ワーウィック


「好きな男性ヴォーカル」
スモーキー・ロビンソン
オーティス・レディング
ウィルソン・ピケット
スティーヴィー・ワンダー
●スティーヴ・マリオット
●レジィ・キング
●リーヴァイ・スタッブス
ジェネラル・ジョンソン
マイケル・ジャクソン
●マディー・ウォーターズ
ハウリン・ウルフ
●テリー・ホール


「欲しい物」
●ブルーとオレンジのトニック・スーツ
●人工羊皮のスリークォーターのコート
●人と親しくなる事
●もっとレコードをプロデュースしたい
●自分の洋服屋と喫茶店

「信じること」
ギリシャ神話の数々
ジョージ・オーウェルの描いた政治観
●良識
●愛


だったそうです。

まだ「アワ・フェイヴァリット・ショップ」出るまえですからね、今読み返してみると、ポール師匠、もう気分はスタイル・カウンシルへ行ってしまってる感じですね。

そう!本日もフェイバリット・ショップ、ブルードレスの前にVespaに乗ったモダニストが現れました。正に気分は、裏門前町通りでは無くカーナビーストリートです。