シューズブラシ

こんにちは。
渋谷の長坂です。

この前に発売されたブルードレスのオリジナル革靴をご購入頂いたお客様から靴ブラシの質問があったので、
ちょっと書きました。
革靴のお手入れにはシューキーパーやクリーム、ワックス等はもちろん大切ですが、
案外軽視されがちなのがブラシ。

当然何を選択するか非常に大切。

まずブラシは馬毛と豚毛(化繊も可)の2タイプ、使用します。

1日履き終えた靴のホコリをはらうのがステップ1。ここには馬毛のブラシを使用します。
細く柔らかい馬毛は優しく革靴を癒してくれます。

次に小ぶりサイズの豚毛ブラシでクリームを塗っていきます。
ひとしきり塗り終えたら、今度は大ぶりサイズの豚毛ブラシでクリームを馴染ませましょう。
当然ムラがあっては革靴にも良くありません。
コバやシーム部分、革の切り替え部分は特に細かくブラシをかけてムラを消して下さい。
豚毛はしっかりとしたハリコシがあり、この作業に特性がぴったりです。

ここまで来たら最後の表面の仕上げにまた馬毛。

シューズのボディフォルムに沿うように、
表面を撫でましょう。

これで一連の作業はバッチリ。

ブラシの使い分けでよりディープな革靴の世界に足を入れて頂きたいです。