MIDNIGHT IN PARIS

こんにちは!
大阪店gold vesselのイズミです。

前回は憧れの時代60年代の映画を紹介しましたが、
僕自身そもそも60年代のモッズのファッションやカルチャーに興味を持ち、ただそれだけの事だったのが今や興味の対象はモダンに関するあらゆる事象へと拡がりました。
中でも文化の国フランスへの興味は尽きません。

今回はそんなフランスの魅力が詰まった、現在全国の映画館で上映中の[MIDNIGHT IN PARIS]を紹介します。
監督はその作品はもとよりナードなスタイルでも注目を集めたウディ・アレン
そのウディが愛するパリを思い入れたっぷりに撮った最新作。
ストーリーはパリ、とりわけアーティストにとっての黄金時代である20年代に特別な思い入れのある主人公が、20年代にタイムスリップし、
ピカソ、ダリ、ヘミングウェイジャン・コクトーフィッツジェラルド、ジョセフィン・ジョーカー等の憧れの時代の憧れの人物達と出会う。
しかし、20年代に生きる人は19世紀ベル・エポックの時代こそ黄金時代と考え、
またベル・エポックの時代のロートレックゴーギャンルネサンス期こそ最高と信じていた…
なんて夢のような体験をするお話。

僕にとっての黄金時代はやはり60年代のロンドンか?カーナビーストリート、ブライトン、シーンクラブにレディステディゴー。行きたい所、確認したい事が山程あります。
しかし70年代のマンチェスターも捨てがたい…


今を退屈に思う人にとって、いつでもあの頃はよかった的な懐古趣味はつきまといがちですが、ただのノスタルジーでは終わらないロマンチックなドラマがこの映画にはあります。
なにより登場人物がめちゃくちゃ可愛い!
フランス文化、芸術、文学はもちろんのこと、過ぎ去った時代への憧れを持つ人、可愛い女性が好きな人にオススメの紛れもない名作です!

ブルードレスの提案する文化的スタイルを身に纏い、古きをたずねて新しきを知れば映画もより楽しいめるのではないかと思います。