ミュージック・サーカス
こんにちわ。
渋谷の長坂です。
少し前にblogに書いた、
「サントリー・サマーフェスティバル」
現代音楽にスポットを当てたこのフェスも25周年という事もでいつも以上に盛り上がりそうな予感。
今回のプログラムの中でも最も著名な作曲家の一人、
『ジョン・ケージ』
ここ半世紀の音楽界を牽引したそのアバンギャルドな精神は、
いつも聴く人間に音楽の広がっていく未来を想像させてくれます。
8月26日(日)
14:00〜19:00
サントリーホールの
ブルーローズ(小ホール)
ここで行われる
『ミュージック・サーカス』
は必聴です。
同時間に、
同空間で、
様々な音楽家やパフォーマーがくじ引きによって決められた指示に従い、(この部分の詳細情報が不明瞭で、何をどこまでくじ引きで決めるのかが問題です。)
まさにサーカスのような賑やかな空間がそこに出来上がるようです。
ジョン・ケージ必殺の偶然性を取り上げた「チャンス・オペレーション」
そしてもうひとつの必殺、現代人生活の美徳を写し出すような「ハプニング」
ミュージック・サーカスはまるで渋谷のスクランブル交差点のように、
意識にも無意識にも賑やかな音響空間が無限に広がっていくような期待をしてしまいます。
『音楽とはなんですか?』の質問に対してジョン・ケージの答えは、
『音です。』
そんなケージの言う音を純粋に体験してみる夏は刺激的ではないでしょうか?