コーデュロイくん

こんにちは!
 
師走のスーパーアイドル小林けんちゃんです。
 
昨夜、僕はこんな夢を見たんだ。
それは、お医者になった僕のところに、新作‘イチオシ’アウターのコーデュロイ・ボアコートくんが診察して欲しいと頼みに来る夢…。
 
コーデュロイくん:「すいません僕の事を診察してもらえませんか?
 
○けんちゃん(僕)先生:「どうしたの?」
 
コーデュロイくん:「実は僕、コートなのに冬に着てくれる人がまだいないんです、正直僕自身は格好いいと思うんですよ。僕の…どこか悪いんでしょうか?」
 
○けんちゃん:「なるほどね!分かった!じゃあ早速診察を始めよう!君!自分がコーデュロイだという事は気づいている?」
 
 
コーデュロイくん:「…はい。」
 
○けんちゃん:「コーデュロイはね、凹凸ある生地が動くたびに輝いて見えるんだ、キミは生まれながらに輝ける存在なのさ!君はその美しい光沢を見落としてはなかったかな?」
 
コーデュロイくん:「あっ!見落としてたというか、この光沢が派手だとばかり思っていました」
 
○けんちゃん:「そうか、それはとんだ勘違いをしていたね。その光沢こそ魅力!キミの才能なんだ!それに君、コーデュロイってのはとっても暖かいんだ!しかも裏地がボアになってるじゃないか!寒い日はキミに抱きしめられたい人はたくさんいるよ!!」
 
 
コーデュロイくん:「…ありがとう(照)。でも先生、僕なぜこんなに衿がでかく生まれてしまったんだろう、それになんだか丈も長い気がして…。街を見ていても僕みたいなコートなかなか見ないから隠した方がいいのかと…。」
 
○けんちゃん:「なに言っているんだい!そこがキミの個性じゃないか!寒い時には襟をバサッと立てると風よけにもなるし、なによりそのワイルドさがカッコイイんだよ!それに丈の長さもかなり今年風(トレンド)なんだ!
キミの魅力がみんなに気づかれるのはもう時間の問題さ!」
 
 
コーデュロイくん:「これは僕の個性なんだ…。」
 
○けんちゃん:「そう!それにキミを見た瞬間にわかるAラインやダブルの前見頃、ポケットに翼のようなフラップがついている所がミリタリーな男らしさがあって超カッコイイじゃん!!もっと男らしく自信持ちなよ!!」
 
コーデュロイくん:「僕、男らしくなります!」
 
○けんちゃん:「ほう、見落としそうだったけどこんな所に美しいパイピングがあるんだね。見えない所にもお洒落を忘れないなんて隙がないなぁ。作りも真面目で、キミみたいなコートを着れる人は幸せ者だな!
つまりキミはどこも悪くない!格好良すぎて自分の魅力を見失っていただけさ!寒くて震えながら街を歩いている人に着てもらおう!一度羽織ると絶対君なしじゃ、この冬は過ごせなくなる、自信はついたかな?」
 
 
コーデュロイくん:「ありがとう先生。よし!自信つきましたっ!
僕お店に戻ります!(タッタッター)」
 
○けんちゃん:「フゥー、格好良すぎるのも大変なんだな、次の方どうぞ!」
 
(ざわざわ、ワイワイ、ガヤガヤ…)
 
 
○けんちゃん:「アチャー!こりゃ、一人じゃ手が回んないや!みんなカッコイイって!わかってるよ!」
 
 
…このスーパーカッコイイ!!コーデュロイ・ボア・コートに自信を取り戻させたいです!
 
オシャレな皆さん、お店に来てコーデュロイ・ボア・コート君にカッコイイと実感させてやってください!
 
お待ちしております!!