ハードボイルドに着こなすミリタリー
全国のブルードレスユーザーの皆様、
一週間の御無沙汰でした。
スタッフの押切です。
今日はミリタリーパーカをテーマに語る訳なんですが、ここは読んでくださった方々が「へぇー!そうだったんだ!」と思わず言いたくなる様なちょっと意外な(埋れたともいいます。)作品をピックアップしました!
それは『チェイサー』という、1978年のアラン・ドロン主演作品。ドロンの作品のスタイリングといえば、
やはり『サムライ』や『仁義』といったメルヴィル作品の中でみせたハードボイルドを地でいくかの様なトレンチコート姿や、『冒険者たち』でみせてくれたフレンチアイビー、
または『太陽がいっぱい』での素肌に白シャツに素足にモカシンのスリッポンとか、それこそ素晴らしいスタイリングをみせてくれていますが、
ドロンがミリタリーパーカを映画の中で着てたんだ!と驚く人は多いかもしれません。
カンタンにあらすじを案内すると、
親友の死の謎を調査するアラン・ドロン扮する実業家は、親友が政財界を揺るがす黒幕の暗躍に巻き込まれていた事を知る。やがて彼の身辺にもその魔の手が忍び寄ってくる…。
フランス映画らしからぬ早いテンポのバイオレンス・アクションで派手な見せ場が多く、ジャズ・サックスの名プレイヤー、スタン・ゲッツのナンバーがふんだんに使用されている。70年代後半のアラン・ドロン主演作品の中では拾い物的作品といえる一本。
ドロンの様にミリタリーパーカをハードボイルドに着こなしたい方、
ブルードレスでお待ちしております。