道を切り開く男!
全国のブルードレスユーザーの皆様、一週間の御無沙汰でした。
スタッフの押切です。
前回は『チェイサー』という映画で、アラン・ドロンがミリタリーパーカを着こなしていた話でしたが、
あまり馴染みがない作品故に、ちょっと観るのが…という方も中にはいたかもしれません。
今回は近年のハリウッド映画で、ミリタリーパーカの着こなしがカッコ
良い作品を案内します。
その作品は
『ザ・ウォーカー』!
こんなストーリーです。
最終戦争\(‘jjj’)/により、国家も文明も滅びた世界を旅する男ウォーカーことイーライ。
彼は30年間もアメリカを西に歩き続けている。
目的地は何処なのか彼にもわからない。
ただ「本を西へ運べ」という心の声に導かれるままに歩き続ける。
一方、とある本を探し続ける独裁者の男カーネギーがいた。
彼は旧来の秩序さえもが滅びたことを良いことに理想の町を作ろうとしていた。
そして、イーライはカーネギーが仕切る町に立ち寄る。
カーネギーは探していた本をイーライが持っていることに気づき奪おうと企てる。
原題は『The Book of Eli』といい、
邦題が何故このタイトル?かというと、
町で文明的な生活を送っていると自慢するカーネギー一味の人間が、主人公イーライが町に定住せず旅を続けていることに対して侮蔑的に「旅人(ウォーカー)」と呼んでいるのに由来している。
例の本を手中にし、悪用しようとする白人(ゲイリー・オールドマン)と、世界を正常に戻そうとする黒人(デンゼル・ワシントン)
この構図を見れば誰しもブッシュとオバマを思い出すかもしれない。
つまり、この映画は宗教を為政者がどう利用し、戦争の理由付けとするかを真摯に描いた作品でもある。
そしてこの映画が描いているもう一つのテーマは、あくまで自分の感想だけど自分自身の実存的な悩みを乗り越え、信念と忍耐を貫いた男の”生き様”ではないだろうか、と。
自分を信じ、自分の道を切り開け!という事を作り手は観客に伝えたいのだと思う。
デンゼル・ワシントンのミリタリーパーカの着こなしはストイックさと無骨なムードが同居し、
彼の様にミリタリーパーカを着こなしたい!と思わせてくれます。
イーライの様な男に憧れるあなた!
ウチのミリタリーパーカに袖を通した瞬間から、気分はもう『ザ・ウォーカー』