ブルードレスと僕の話し?

こんにちは、長坂です。

昔話しはあまり好きじゃありませんが、
最近自分のルーツについて考える事があり、勝手ながら自己確認のように僕とブルードレスの事を書いてみました、、、




ある中央線の洋服屋さんのレジ脇にそれはありました。

「sir face」

これが僕とブルードレスの最初のコンタクトでした。

この「sir face」とはモッズに関する事が書かれたフリーペーパー。

高校生だった僕はモッズの事なら何でも知りたいといった感じで、
中央線のある洋服屋さんで「モッズの事が書いてある」と聞き、とりあえずな感じでこれを入手しました。

表紙にはおかしな色のターゲット・マークが描かれていて「へんな色だなぁ」と違和感を感じた事を覚えています。

そしてその違和感は、フリーペーパーを読み進めていくなかで、あっと言うまにモッズが如何にヤバいかの実感に変わりました。

その「sir face」の中には、
「モッズとは何か?」から始まって、

「ダンディズムについて」
「モッズのライフ・スタイルについて」
「ダンスのステップについて」
「謎のグラフィック・ページ」
「謎のレコード・レビュー」
「日本国内のモッズイベント紹介」
「日本のモッズシーン!?のフェイス紹介」
などの超ディープな記事や、

はたまた、
直木賞作家へのインタビュー」
現代アート
「詩や文学について」
「禅思想について」
なんていうモッズとどう関係があるの!?というこれまた超ディープな記事がこれでもか!!と迫ってきたのです。

本当はこの辺の内容も詳しく一個一個話したいのですが、本当に書き終わらないので辞めておきます。

そこには僕の知るモッズのステレオ・タイプも、ブリティッシュ・ビートもまったく無く、
読めば読むほどモッズの謎は深まるばかり。

しかしここには何かがある!という謎の確信がありました。

一体誰がこんなん書いたんだ!?
と思って最後のページを確認すると、
「blues dress」の文字が。

この時はまだ洋服屋ではなく、今の母体となったDJ集団の「blues dress」でした。

そして調べると彼等は「whisky a go go」というモッズのイベントをやっているようで、僕はコンタクトをとるべくそこへ行くことを決めたのでした。

ここで今うちの代表であり、自分の兄貴分となる田中さんとの強烈な出合いがあるとも知らず。

そして自分の未来を決定付ける出合いになるとも知らず。


今月はその田中さんの誕生日で、
今夜トランジスタ・バーにお祝いに行くので、ちょっとそんな話しもしてみようかと思っています。

ちょっと今日のブログでは続きが書ききれないので、その初コンタクトをしたクラブでの話しはまた来週書きたいと思います。

という事でカミングスーン。

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