お手入れしてこそ、真の洒落者!
こんにちは、長坂です。
先週入荷した革靴。
お陰様で大変ご好評を頂いております。
やはりブルードレスの足下は生半可な靴ではつとまりません。
今作はその点申し分無しかと!
しかし!
ただ靴を履くだけでは、いい男には馴れません。
やはり洒落者たるやしっかりお手入れして相棒を大切にしてこそ本物。
もはやご周知の当然の事かと!
ここで改めて、そんな革靴のお手入れい・ろ・はの基本を確認しておきましょう!
まずは、革靴を一日履いたその玄関。
?まずは丁寧に紐を外して脱いだら、
シューキーパーを入れましょう。
木製のシューキーパーは湿気も取りますし、適度なバネの弾力があるタイプはしっかり履きジワを取ってくれます。
ネジリながら奥までしっかり入れ込むのがポイントです。
?次に、馬毛のブラシを使ってホコリや汚れを取りましょう。
ブラシは毛足の詰まったヴォリューミーな物を用意しましょう。
靴の隙間たる隙間も丁寧に行います。
※基本的に1週間の6日間はこのお手入れだけで問題ありません。
?次にブラシで取れない汚れと、前に塗った靴クリームを取るためにレザークリーナーをかけます。(オススメはモゥブレイ社のリムーバー)
使い古したTシャツなどの柔らかい綿に、取って全体に塗り込みます。
直接かけるのでなく、布に浸けてから拭くのがポイントです。
?次に靴のクリーム。
ビンに入った乳化性クリームを使いましょう。(オススメはサフィール社)
小さいキズの補色と革に保湿成分を与えます。
ただ注意は塗りすぎる事の無いように。
何事もやりすぎは禁物。
革に負担を与える結果になってしまいます。
大体一足に米粒4〜5粒分くらいで充分です。
これをしっかり手早く豚毛のブラシで馴染ませて下さい。
これも隙間の隙間で入念に行ってムラの無いようにしましょう。
?ここまできたら、山羊毛のブラシで仕上げ。
これで表面に必要以上に残っているクリームを取り去ります。
これはブラシでなくても、仕上げ用の布巾が売っているのでそちらでも同じ仕事をしてくれます。
これが出来たらもう靴はピカピカのはずです。
?あとは湿気の籠らない風通しのよい、日影で保管する事が必須です。
湿気大国日本はカビが心配ですからね。
これでもう貴方の完璧なスタイリングの〆を革靴がになってくれるはずです。
?靴べらを使って丁寧に履き、しっかり紐を縛って履きましょう。
これが出来ないだけでも靴を変型させてしまう原因になります。
あとはいつも以上にスマートに街を歩いて完成!!
男の手入れの行き届いた革靴は、男に自信と緊張感を与えてくれます。
ダンディーの道は1日にして成らず!
革靴の道は修羅の道!