アイリッシュ・リネンの白!
こんにちわ、長坂です。
「アイリッシュ・リネン」
蒸し暑い夏にガバッと羽織る麻のシャツが出来ました!
夏は豪快さが大切!!
「それ、もはや着なくていいんじゃないスか?」
って思う程にがっつりボタンを開ける、「異邦人」のマストロヤンニに着こなしは習いたいところ。
と言いつつもカジュアル過ぎずに、ジャケットにも合わせられるようカフスホールが開けてあったり、ドレッシーに見せる比翼仕立だったりするのがブルードレスらしいポイントです。
襟腰もちょい高め。
釦は白蝶貝の、少し大きめ13mm。
色がホント綺麗なんですよね〜。
ちなみにシルエットは細身ながらストレスの無い着心地で、最近のブルードレスらしい製図。
そして素材はリネンの中でも、最高級とされているアイリッシュ・リネンを使いました。
古くからヨ−ロッパでは特別な物として愛されてきた生地です。
その使用の証しとして、
「IRISH LINEN emblem IRELAND」
のタグがこのシャツの裾には付けられています。
昔から高品質のリネン生地はアイリッシュ・リネンとして、アイルランドで生産されてきました。
フラックスという植物から湿式紡績によって作り出される上質な細い糸がアイリッシュ・リネンの真骨頂です。
が!しかし現在はアイリッシュ・リネンのふるさとアイルランドには、フラックス農場も、紡績工場も残っていず、
北アイルランドのベルファストにアイリッシュリネン博物館が残るのみで、
本当の意味でのアイリッシュ・リネンは実はもう存在していないのです。
しかしその伝統を継承すべく、アイルランドの生地メーカーによるアイリッシュ・リネン・ギルドという組合があり、このギルドに所属する会社が技術を要して今も作っているリネンを、アイリッシュ・リネンと呼んでいます。
柔らかな肌当りと、シワになりずらいしなやかさ。
抜群の吸水性と耐久性と、シャツに求めたい要素を見事に持っています。
麻の白シャツ1枚でカッコ良くキメるっていう、男のロマンをこれで実現させちゃいますよ。