シュトックハウゼン体験した?


三群のオーケストラが聴衆を取り囲むように陣を組み、演奏を行うという楽曲。


1957年、29歳の若き音楽家
カールハインツ・シュトックハウゼン」が書き上げた「グルッペン / Gruppen fur 3orchester」


現代音楽界に燦然と輝く大曲です。


こんにちは、長坂です。

いきなり何事かですが、
僕の現代音楽好きは、ブルードレスのブログを読んでいただいている方々はご周知かと思います。


僕は幸運にもこの楽曲を、
2009年の夏、赤坂のサントリーホール
体験しました。


当時アンサブル・アンテルコンテンポランの監督に就任して数年の、実力と話題をかっさらう指揮者スザンヌ・マルッキ
が振るという事もあり、期待に期待をして行った演奏会でした。


同じ空間でオーケストラ3郡が音を出すというのは、どんな混乱が待ち受けているのかと思いきや、さすがシュトックハウゼン


そこには独自の音の渦が、
現れは消え、消えては現れ、
僕は渦の力に従うしかありませんでした。


聴取というか、もはや体験。


CDと現場では、これ程に違うのか!?
っていうのが露骨に感じさせれたのを、音の響きと共にはっきり覚えています。


そして何と!!

そんなシュトックハウゼンのグルッペンを、京都市交響楽団がこの冬演奏するというニュースが飛び込んで来ました!


京響創立60周年記念

日時:2016年12月23日(金祝)
2:00pm 開演

会場:京都市勧業館みやこめっせ(第3展示場)

曲目:シュトックハウゼン:3つのオーケストラのための「グルッペン」
ジョン・ケージ:5つのオーケストラのための30の小品

いやー、凄い(・・;)
京都気合い入ってますね。

これは是非とも過ぎる企画です。


これは洒落こんで参戦したいビッグイベント。

ジョン・ケージの曲目が入っているのもめちゃ気になりますが、こっちはブログでまたの機会に。


画像はこちらも名盤ペーテル・エトヴェシュ指揮のグルッペン。
CD聴いて予習の後、現場との違いを体験したいところです。