至高のフリーダムスリーブ・スウェット
誰しもが必ず経験のあるアイテム「スウェット」がファッションとして登場して約100年。
19世紀末に労働者の防寒用に作られたメリヤス地のウール下着が、その利便性から米軍のウェアに採用され、スウェットの原型が生まれました。
1920年代には学生の運動着としてコットンのメリヤス地へと改良され、現代のスウェットの型が完成します。
そんなスウェットを代表に、20世紀ファッションはスポーツウェアの世紀だったと言っても過言でないでしょう。
様々な分野の技術の革新から人々は生活の余暇が増え、それまで上流階級の嗜みであったスポーツを楽しむ人々の層が一気に拡大します。
その機能性は身体の機能を十二分に引き出す手助けをしてくれる故、そのさらなる期待に呼応するようにスピーディーにウェアも発展していきます。
その進化の結果を示すように、今ではスポーツはもちろん、ワークウェアや日常着、ストリートやハイ・ファッションとどこを見渡してもスポーツウェアを見ないことはありません。
そんなスウェットを自社で制作するとなれば、
我々ブルードレスがこだわらないはずありません。
注目して欲しいポイントは、
「フリーダムスリーブ」というS字に曲がった袖の付け口。
腕の稼働をよりしやすくする為に採用される仕様で、これは40年代〜50年代のスウェットに見られたレアなディテールです。
裁断と縫製に大変手間がかかってしまう処理のため、徐々に消えていってしまいました。
ブルードレスはあえてこの手間を惜しまぬレアなディテールを採用しました!
リブ部分もポイントで、太リブを採用しました。
これはヴィンテージ好きの間では「腹巻き」なんて呼び方でいう人もいるくらいに太い事がポイント。
生地は洗っていくと目が詰まってグッとドライな質感になっていく表情が良い物を使用しました。
裏地が暖かい起毛タイプなのもポイントでこれを混紡でなく綿100%でやってるとこもこだわりポイントです。
これらのディテールで、今作は非常にわかってる男の顔立ちに仕上がりました!
シルエットはお店でご体験を。
スウェットの真髄お見せします!