ゴッホの手紙のように
ベルナールへの手紙
1888年3月
約束通り筆を執ってみたが、まずこの土地の空気は澄んでいて、明快な色の印象は日本を想わすものがある。
水は綺麗なエメラルド色の斑紋を描き、われわれが縮緬(ちりめん)紙の版画でみるような豊かな青を風景に添える。
淡いオレンジ色の落日は、土を青く感じさす。毎日太陽は黄色く輝いている。しかし僕ほこの地方の夏の素晴らしさを全く知らないのだ。
女の服装は綺麗で、ことに日曜日の並木道では素朴でとてもうまい色の組合せをみる。だから、夏になればもっと陽気になるだろう。
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ゴッホがベルナールに送った手紙は、画家ゴッホらしい色彩に文面が彩られている。
きっとベルナールはこの手紙を読んで、頭の中をゴッホに色を塗られたに違いない。
そんなゴッホの手紙のように鮮やかなハンカチが、便箋に入ってブルードレスにやってきました。
インドのハイクオリティーなコットンを使い、今治の職人さんが丁寧に仕上げたハンカチは、気持ちのこもった手紙のように優しく、贈り物にも最適です。