モッズ柄?のルーツを探りました。

こんにちは、名古屋の山田です。 
 
ロンドンオリンピックも終わり、お盆休みも終わり、今日から仕事という人が多いのでは? 
 
さー皆さん頑張りましょうね。 
 
少し前の話題ですが、このお盆休み前に実は、出張で京都に行ってきました。
目指すは京都国立近代美術館にて行われてた「KATAGAMI style 」展。
 
 
 
日頃ブルードレスはじめ山田もイギリスのモッズカルチャーや、欧米文化ばかり気にして、日本のルーツデザインに意識を注ぐのを忘れてました。
 
正に、灯台もと暗し状態。
 
そんな感じで「型紙」について軽く紹介します。
 
日本の型紙19世紀後半から、20世紀初頭にかけて、「ジャポニズム」の一環でヨーロッパに紹介されました。
着物の染色道具として紹介されるのではなく美術品として紹介されたり、アールヌーボー(新しい芸術)にも影響を及ぼしました。
 
型紙は、「伊勢型紙」と言って現在の三重県鈴鹿市白子でつくられてました。なんと有名な浮世絵画家「葛飾北斎」も若い頃は、アルバイトで型紙を作ってました。
 
三重県で作られたジャポニズムが海を渡り、イギリスにてアーツ&クラフツ(リバティ柄にも影響)、フランスではアールヌーボーに影響を与えたり、ウィーンではグスタフクリムトを代表とするウィーン分離派にも影響を及ぼした。「型紙」に使われたモチーフは、「小紋柄」と言われる花、瓢箪、葉、だったり自然をモチーフにしたオーガニックなデザイン。
 
モッズが好きなオプ柄(幾何学柄)、ヒッピーが好きなフラワーモチーフなんかのルーツが、実は三重県にあったとは、驚きと言うか、感動と言うか、喜びと言うか、なんか興奮しました。
 
 
正に山田の好きなモッズモチーフのルーツが、わりかし家の近所にあったとは!今もブルードレスの店内には、小紋柄のオープンカラーシャツや、小紋柄アスコットタイ等が沢山散りばめられてます。
 
 
 
 
モッズのルーツを知る上でこれからは、「型紙」小紋柄は外せませんよ!これからのブルードレスの動きに注目して下さいね。