Sound System

こんにちは、渡邊です。


今回は私の好きなJAMAICAの音楽の歴史の中で、SKAが出来る前のことについてです。
JAMAICAの元々の音楽というと、カリプソ、メントなどがありました。1950年代の若者たちはそれらの音楽では物足りず、隣国であるアメリカの南部から流れてくるラジオに夢中になりました。流れているものは、ちょうど50年代ニューオリンズ辺りのR&B,BLUES,JAZZなどでした。その人気がだんだん盛り上がってきた頃に、それらをかけるSOUND SYSTEM(移動屋外ディスコ)があちこちに誕生しました。これらのオーナー達は競ってそれプレイするレコードを探すけれども国内で調達するには限界があり、アメリカ行きの船員たちに買い付けをお願いし、いいレコードを見つけると他のシステムに真似されないようにレコードのレーベルを剥がし、独自の名前を付けてそれをレーベルに書いていました。この競い合いがだんだん発展し、後々のシステムどうしの対立、乱闘に発展していったのです。


そんな1曲を紹介したいと思います。
STUDIO ONEのプロデューサーのCOXSONE DODDのSOUND SYSTEM, DOWN BEAT RULERで1番人気の曲でCOXSONE'S HOPと名前が付けられた曲です。

WILLIS JACKSON
LATOR FOR GATOR