春のアート最新情報!
こんにちは、長坂です。
渋谷は最近、お花見の方々で賑わっていましたがシーズンも一段落した様子です。
春の次なるイベント場所をお探しの方も多いのではないでしょうか?
そこでブルードレス的オススメはやはりアート!
モダンなライフスタイルを追求する日々に、20世紀美術は欠かせません。
「ルネ・マグリット展」
会場:国立新美術館
会期:2015年3月25日〜6月29日
今、マストはこれでしょう!!
20世紀初頭に生まれた潮流シュルレアリスムを代表する作家で、
日本においても非常に人気の高いマグリット。
10年周期くらいで大きな回顧展が日本でも開催されてきているのが、
世代を超えた根強い人気を伺わせます。
シュルレアリスムについて書きたいところですが、余りの深みに話が広がり過ぎてしまうのでここでは割愛させて頂きます。これはお店でゆっくり語らせて下さい。
マグリットの絵画はモダンアートに期待する通りの「なんだこりゃ?」感が楽しい作品ばかり。
顔らしき部分にリンゴのようなモノが描かれていたり、
魚のような何かに、人の足のようなモノが描かれていたり、
不可思議な世界がそこに広がっています。
シュルレアリスムに影響を与えたといわれる詩人ロートレアモンの「手術台の上での、ミシンと雨傘との偶発的な出会いのように美しい」
僕はこの一節がシュルレアリスムに触れる時いつも頭をよぎります。
マグリットの絵画も同じように、まるでそこにはいつも美しき出会いがあるようです。
そしてそれは偶発的といえど自然発生的なモノではなくて、
待ちに待ち望んだ互いの運命の出会いを手ほどく、仲介人のような存在にあたるのがマグリットなんじゃないかなと。
そしてそれは出会ったあとマグリットの手から離れていくのです…
僕にとってマグリットはそんなロマンチックな存在!!
ちょっとクサ過ぎましたかね(笑)
まぁ是非皆様自身のマグリットを探しに足を運んでみてください!
※注
マグリット展は半端じゃない美意識の連続ですので、
マグリットのプレッシャーに押し負けないように考えつく限り最高のスタイリングで美の闘いに挑んで下さい!