THE SPIRIT OF RADIO
こんにちは。
京都店オルフィズムの齋藤です。
みなさん、やりました!!
何をやったかといいますと、プログレッシブ・ロック界の雄、世界最強の3ピースバンド、RUSHの超名盤、2112紙ジャケ仕様のCDを買ったんですよ!!
RUSHの最高傑作と言われるこの作品…
僕はCDを持っていませんでした。
しかし!!
今回たまたまCD屋さんにいくと紙ジャケの
RUSH!!RUSH!!RUSH!!
どうやら、RUSHのデビュー35周年記念で再販されたみたいです。12枚ありました。
そして、その中から、2112とPERMANENTWAVESをチョイス。
お会計したときの僕の気持ちは、
ねんがんの 2112 を てにいれたぞ!!
という感じでした。
コアなネタを挟んですいません!!
気持ち的にはアイスソードを手に入れたくらいの喜びだったわけです。
まあ、そんなこんなで2112!!
その名の通り、西暦2112年宇宙の旅がテーマになっています。
タイトルトラックである2112の第一章での、
地球には、従順な者たちだけが残ったのであった
第二章における、司祭、寺院という存在。
そして、第三章における新しい音楽の発見と、嬉々としてそれを司祭、寺院へ報告しようとする様。
第四章、第五章における、司祭、寺院への疑問、そして抵抗の決意。
第六章における、司祭、寺院との対決の末の敗北が。
第七章では、インストゥルメンタルにおいて、激しいギターソロが炸裂しています。
これは、主人公をRUSH、西欧社会において絶対の存在である司祭、寺院をレコード会社、一般リスナーとして読みとくことができると思います。
当時、RUSHはセールスが思うように伸びず、レコード会社から相当なプレッシャーを受けていました。
もっと受け入れられる音楽をやれ、と。
しかし、彼らは従順な者ではなく、新しい音楽を発見した者として、絶対的な存在である、レコード会社、そしてRUSHを受け入れないリスナーと戦いました。
結果、2112は一ヶ月で十万枚以上を売上げ、レコード会社からの自由を手に入れました。
そして、RUSH自身の戦いを組曲にした2112はRUSHにおける聖典と呼ばれるようになったのです。
自分達のやっている前衛的な音楽を美しいと信じ、そしてリスナーに理解させる。
本当に僕の理想のミュージシャン像です。