SOUL STYLISTS

こんにちは。
大阪店gold vesselのイズミです。

最近、イギリスのサブカルチャーとファッションの本をいろいろ読み返していますがとても面白いです。

ポール・ウェラーとその盟友パウロ・ヒューイット(地元ウォーキングの友人で、スタイル・カウンシルのライナーノーツをカプチーノ・キッド名義で書いていたモッズ系ライター)によるTHE SOUL STYLISTSと本ではモッズの系譜を総称してソウル・スタイリスツとして紹介。

モッズ前夜のジャズ・シーン、モッズ、スキンズ、スウェードヘッド、ノーザンソウル、カジュアルスなどのカルチャーがそれぞれの専門家により、回顧録的に語られているのですがそのコメントを書いているのが、英ケント・レーベルのエディ・クロスデルやノーザンソウルで有名なウィガン・カジノの元DJイアン・デューハースト、レアグルーブDJのノーマン・ジェイ等、おおよそソウルスタイリスツとは思えない、よく知る人物の名が連なっているのが、また興味深い。

エディの学校にスキンズの友人が一人いたが、ある日ラウンドカラーのシャツを着ていくと一週間、口を聞いてもらえなかった話など当時ならではのスタイルへのこだわりや愛を感じるエピソード、解説が満載で読んでいると更にはまりました。
そして改めてブルードレスの服はここら辺のカルチャーのこだわりを踏まえつつ今を意識してると言う意味でソウルスタイリスツ的だと認識しました。

特に先日、米谷くんが紹介していた新作のシャツはソウルスタイリスツと言うに相応しい、どのカルチャーの視点から見てもカッコイイ一枚です。

THE SOUL STYLISTSと言う本は残念ながら英語版しか出ていないので、誰か翻訳しないかなぁ。