六人組
最近友人から借りたCDあまりにも良かったのでご紹介。
ピアニスト神武夏子さんの
「cafe des 6」
このアルバム、
20世紀初頭のパリで活躍した「フランス六人組」のピアノソロにだけ焦点を当てたアルバム。
フランス六人組とは、ロシア5人組になぞっって評論家のアンリ・コレが名付けた名称で、
ダリウス・ミヨー
アルチュール・オネゲル
ジェルメンヌ・タイユフェール
ルイ・デュレ
フランシス・プーランク
ジョルジュ・オーリック
を指すのですが、
当の本人達は知らずに勝手に付けられたのでした。
何故この六人を枠付けしたか?は特にこの六人は美学が共通であった訳でなくただの中の良い六人だったのだといいます。
この奇妙な枠組みを使って当時ジャン・コクトーが音楽紙に紹介する事が、
無名のピアノ達を世に知らせるきっかけになったのだといいます。
新古典主義的な作風があれこれとありますが、そんな話しをクリアして軽快にして妙。
タイトルの用にcafeにそしてパリの街に溶けたであろうその音は必聴。