甘酸っぱい思い出

こんにちは!

名古屋ブルードレスの小林です。

山田店長が北海道から帰ってきて、美術館に行くために北海道に行った店長の精神を尊敬すると共に、期待していたお土産「六花亭バターサンド」を久々に頂いて、クリームとレーズンの甘酸っぱいその美味しさたるものにに涙したこの頃、なんだか甘酸っぱい?!いや、ほろ苦い昔の思い出が甦ってきてしまいました。

高校3年の夏、学ランに身を包んだ僕はバスケット少年であり、オシャレ無頓着の角刈り。

ある日突然地元から少し離れた女子バスケ部の女の子(僕の地元地域では一番頭の良い高校に通ったインテリ都会派女子高生)に友達をはさんでアドレスを聞かれたんです!!

「小林君がスリーポイント決めてる姿見て格好良いって言ってたからアドレス教えて良い!?」

小林「別にいいよ」

内心は嬉しくてたまらなかったのですが、当時ぶっきらぼうな僕はスカした返事をしたんです。

その後楽しい楽しいメール交換が続き、映画を見に行く約束をしたんです!!

もちろんラブストーリー!!

まともにデートなんてしたことがない純粋うぶな僕はデート前日期待と不安が入り交じり、三回目のデートで告白するべきか、一回目のデートはどんな話をしようか、バスケの話は盛り上がるかとか、考えなくてもいい事まで考えてしまい、もちろん寝不足、寝坊。

待ち合わせ場所の最寄り駅までもう時間がない!というか何を着ていけば良いんだ!?…。そう、僕は一切当日の服装を決めていなかったのです。

忘れもしませんが慌てて家にある服をいろいろ合わせてどれがいいか迷いました!というか服屋に行く服もないオシャレ無頓着の僕ですからどう格好をすべきか訳がわからずパニック。

時間が無さすぎてサイズ感もあっていないTシャツにジーパン。そしてビーチサンダルという格好良いとはとてもじゃないけど言えないフル装備。

電車の出発時間まで時間が無さすぎて駅まで猛ダッシュ!!

既にいた女の子はもちろん都会派女子高生ですから、高校生とは思えない大人っぽくて上品な装いでバッチリお化粧していました、本当に綺麗でした。

それに引き換え女の子よりも待ち合わせに遅く来るというタブーをみごとにやった上、猛ダッシュして汗だくTシャツびちょびちょのシャレっ気ゼロの僕はもう最悪です。

バスケで流す爽やかな汗ではありません、冷や汗、暑さからくる汗が混じってもう訳がわかりません。

小林「遅れてごめん!!」

女の子「…。」

その時のはとが豆鉄砲くらったような彼女の表情が忘れられません。

その後の電車の中でも汗は止まらず、自信喪失な僕は前日練習した話のことも忘れ、彼女の目をみれず無言。

その後のラブストーリーの映画もなんだか楽しむ事ができませんでした。

三回目のデートで告白っ!!という夢は儚く消えてしまい、一回目のデートでもう会う事はなくなっちゃいました。

当時の僕は口下手でもちろんその日彼女を楽しませる事が出来なかった事にも原因はありますが、やっぱり自分のプロデュースであるファッションは絶対大事ですよね。

僕は本当にブルードレスに出会えて良かったです。服を通して見た目的にも、もちろん色々なところに行って、自分の感性を磨くことの大切さもしり内面的にも成長できました。

もうかつての失敗はしません。TPOに合わせたファッションをして、ジェントルマンに振る舞いますよ!

そんな8月は夏休みにお盆と私服で人に会う機会が多い!自分のファッションの見せ場の月ですね!

かつての僕の大失敗のような事がないように、自信満々で楽しめるコーディネートを提案します。

はじまったばかりの8月を、ファッション以上についてくることの多いブルードレスで準備して格好良くきめましょう!!