映画の装い

こんにちは。
東京店のマイヤです。

まず始めに今日3/11は東日本大震災から1年が経ちました。
僕の故郷、岩手県陸前高田市でも慰霊式が開催されました。

またまだ問題があると思いますが1日も早い復興を心より願っています。

話は変わりますが最近「英国王のスピーチ」と言う映画を見ました。

内容はイギリスの国王ジョージ六世は乞音症(吃ったり言葉がすぐ出て来ない症状)が原因で自分に自信が持てない内気な性格の王様なのですが、言語障害を治す街のドクターとの出会いを機に悩みを徐々に克服してスピーチが出来る様になる実話のお話しなんです。

僕も普段お客様の前でファッションを通したメッセージを伝えている身として自宅で何度も何度もDVD を見返しています。

何より格子柄のネクタイに純白の真っ白なチーフを四角く入れている人が多く見られ、ジョージ六世が王室関係者と接するシーンの時には大きい衿のボタンダウンのシャツに太いネクタイ、パーティーやスピーチ等の公共の場には高い衿のレギュラーカラーのシャツに細いタイを結んでいたのが印象的で1940年代の英国王室の流行スタイルがうかがえ暗めの色彩にうっすらと見える格子柄のタイに真っ白なチーフとのコントラストが清潔感ある男性像をイメージさせ、とても格好良かったです!


第二次世界対戦が始まる時、国王がイギリスを初めとしたヨーロッパ中の国民の不安を取り払う為、マイクに向かってスピーチをする場面があるのですが自分の欠点を乗り越えて国民にこれから始まる戦争への気持ちを伝えたい一心でスピーチをしている姿とその声をラジオ越しに聞いている戦場の兵士や国民が真剣に聞いている姿を見ていて、僕も思わず泣いてしまいました。
(バックで流れるオーケストラも盛り上げてくれて素晴らしいんです。)

苦手意識も自分の意識と使命感で克服出来る事をこの映画で改めて考えさせられ僕も自分次第で変われる事にこの映画を見て勇気付けられました。


全ての人も努力次第でより良い方向に変えて行けると僕は信じています!

ブルードレスを着てくれている全てのお客様にも僕は自信を持って「一歩進んだライフスタイル」が出来る様チャレンジしていただきたいです!!


ちなみに英国の洒落者はネックウエアで個性を演出していましたが最近入荷した新作のネクタイとチーフで華やかに装うのも良いと思います。

最後にアイウエア
新入荷のハンドメイドのサングラスでもう雰囲気抜群です!

画像は劇中のジョージ六世をイメージして締まりのある色彩のタイに真っ白なチーフを合わせています。

現代のファッションスタイルにトラディショナルを改めて見直してみるのも良いと思います!!

お洒落を通して華やかな心と装いで明るく躍進してみましょう!