アクティブとスタイル。

スポーツの場でも、スタイルを重視するジェントルマンの様に・・・

こんにちわ、長坂です。

写真は1936年「エスクァイヤ紙」の1ページ。(キャリー・ブラックマン著/メンズウェア100年史より)

「健全なる精神は健全なる身体に宿る 」という古代ローマの詩人、ユウェナリスの言葉に憧れるかのように、
19世紀末から20世紀にかけて時代は健全な肉体を讃え、男達がスポーツに興ずるライフスタイルが加速しました。

オリンピックの再開や、サッカーワールドカップの立ち上がりも丁度この頃ですね。

この肉体的な趣味趣向は、ともすればアナクロな思想。

スポーツに興じる洗練されたジェントルマン達は、

故に自覚的に前史的なマッチョなイメージを避け、
「健全な肉体」を、
=「健全な服飾」とも結び付けたのではないでしょうか。

アクティブである瞬間にこそ、客間に負けず劣らずのスタイルへのこだわり。

先の雑誌は、そんな時代を華やかに牽引するジェントルマンのこだわりを分かりやすく魅せてくれるようです。

これからの暖かい季節、都会でのアクティブ・シーンも様々に花開きます。

そんな季節に、
よく作り込まれたブルードレスのカジュアルが登場しています。

アクティブである時もスタイルを崩さない歴代のジェントルマン達と、想い重なる逸品に仕上がったと自負しております。


¥32,400+tax