レジメンタルはチャーミング!
こんにちは、長坂です。
昨年末うちのオリジナル・ネクタイが仕上がりましたが、特に今回はレジメンタル柄が多めです。
そんなレジメンタルを見ると、
いつも頭に浮かぶのがこのお二人。
ウェル・ドレッサーの中のウェル・ドレッサー、チャールズ皇太子。
と、
スタイル・カウンシルの洒落者キーボード、
ミック・タルボット。
皇太子とモッズってまたスゴい極端な二人が並びましたが、
この二人のレジメンタル・スタイリングには共通する魅力が、、、
そもそもレジメンタルの起源は16世紀の英国陸軍の連隊旗までさかのぼり、ネクタイに採用され始めたのは19世紀後半と言われています。
現代では歴史ある由緒正しき柄として、ビジネスでも学生の制服でもよく使われていますね。
故にレジメンタルのスタイリングには、
規律然とした実直さを感じさせますが、
それがただ生真面目で無個性なスタイリングに陥ってしまう可能性もはらんでいます。
そんな中、お二人のレジメンタルのスタイリングは特に【チャーミング】
堅すぎない全体バランスの巧さによって、初々しさすら薫る印象に頭が下がります。
巻き方も巧みで、チャールズ皇太子はフォア・イン・ハンド・ノットでサラりと軽やかに。
ミック・タルボットはナロータイをウインザー・ノットでしかもノン・ディンプルで巻き、レジメンの流れを崩さないスタイルの巧さ!(ようは窪み無しの巻き方)
※ちなみに彼の巻く赤と青のレジメンタルは、英国近衛歩兵第一連隊のトラディショナル・カラーで、全ダンディーのお手本ウインザー公が巻き流行らせたカラーとしても有名です。
そんな彼らの影響もあり最近リリースした新作スーツの撮影時、実はかなりお二人を意識してスタイリングしました。
今ブルードレスではカラー多数のレジメンタルをご用意していますので是非、チャーミングなレジメンタル・スタイリングにチャレンジしてみて下さい!