[FROM OSAKA]GLOBAL TREND REPORT 2009

こんにちは。
大阪店gold vesselのイズミです。

先日、海外の某キワモノ系フリーペーパーの日本版をファッション特集、しかも60s後期〜70s初期のイギリスの伝説のブランドVIVAのデザイナーのインタビューが載ってるって事で友人から頂きました。

VIVAのページも当然、興味深く読んだのですが、僕の心を捕らえたのはGLOBAL TREND REPORT 2009と言うコーナー。
ここでは各国のトレンドを写真と文章で紹介してるのですが、さすがは海外のフリーペーパー。言いたい放題。

一番感心の深いイギリスのトレンドを要約すると「卑しい自己表現の押し売りや、ただ楽しければいいだけの厚かましいにも程があるスタイルへの反動として、実年齢よりもスマートすぎる連中が現れ、彼らはフォーマルなオシャレを極め尽くしている。しかもそんな彼らはは極度のパーティー好き。ここ4、5年続いた思春期で毛だらけで巨人症の3歳児系スタイルと比べたら、彼らは安堵感を与えてくれる。」らしい。冗談としか思えない批評ですが、続くコメントがまた泣けました。
「30歳以下の人間が、字の読み書きのできる様な格好をキチンとしているのを拝められただけでオレたちはもう大満足さ。」

そういう事らしいです。かの国の現状を捕らえたイギリスらしい皮肉に充ちたジョークでしょうが、ただのジョークとしては放っておけない状況が日本にもある気がします。

皆さんもこの秋冬は、字の読み書きができる様な格好をキチンとしてみるのはいかがでしょうか?

写真は新作のクラブジャケット、同じく新作のプルオーバーベスト、オックスフォードシャツです。