「from Tokyo」夏のモッズファッション
こんにちは!
渋谷の長坂、じゃなかった、
原宿店のマイヤです。
モッズについて学びたくてブルードレスの長坂店長に夏のモッズファッションについて聞いて来ました。
米「よろしくお願いします。」
長「こんにちは、渋谷の長坂です」
(本物です)
米「何故イギリスでは半袖は着ないのにモッズは半袖のポロシャツを着ているのですか?」
長「それはね今までのイギリスの洋服は長袖のシャツを着ているのが主流だったんだけど、一番有名なのはフレッドペリーのポロシャツで当時のモッズにとってはフレッドペリーのラインが入ったデザインが一番都会的なモダンを感じられていたんだよ。」
「その他にフレッドペリーは大量生産のブランドで、当時のモッズからしては時代のモダンさを象徴するアイテムとしても気に入られていたんだよ」
米「なるほど、では映画<さらば青春の光>に出て来る主人公ジミーの様にデニムにポロシャツのカジュアルスタイルのモッズは多かったんですね。」
長「もちろんそれだけじゃないんだけど、色んなモッズのスタイルがあって、一番ポピュラーなのはジミーのスタイルがモッズが世間に定着して来た頃の有名なスタイルだよね。」
米「他にはどんなスタイルがあったんですか?」
長「アメリカのアイビーリーグをモチーフに名門大学の名前をプリントしたTシャツも着ていたんだよ。」
「当時Tシャツも作業着として着られていた大量生産のアイテムなんだけど、リチャード・バーンズの有名なモッズの写真集にもベスパの前でモッズのリーダーであるフェイスの男の子が白いパンツに白いスニーカーに白いTシャツを着て写っているのが分かるよ。」
「ちなみに全身白い洋服を着れるのはその地区のフェイスだけが許された高貴な証なんだよね」
「フェイスで思い出したけど、グラムロックで有名なあのマーク・ボランもモッズのフェイスだったんだよ!」
「清潔感と誠実な男性に勝るものはないと、僕は思っているんだよ」
米「なるほど、ありがとうございます!!また僕もいちだんとモッズに近づけました!!」
「長坂さんの様にダンスも熱い接客も頑張ります!!」
長「そんな米谷に聞いて欲しいモッドな音楽があるんだよ!」
米「何ですか?」
長「ボビー・ブランドって言うブルース歌手の<ブルームーン>って言う曲なんだよ!この曲は夏のビーチが良く合う音楽で、その後若かりし頃のエリック・クラプトンやジェフ・ベックもギターで参加していたU.Kバンドのヤード・バーズもカバーしている夏の季節がうってつけな名曲なんだよ!」
「ファッションも音楽も寛容である事が大事なんだよ!!」
米「寛容ですか...」
長「これはちょーオススメ!」
米「ありがとうございました!」