マンドリン・ブルース

こんにちわ。

渋谷の長坂です。

定番過ぎますが、

この時期

「読者の秋」

今丁度、

世田谷文学館という所で

萩原朔太郎展」

が開催中。

萩原朔太郎といえば、
モダニズム初期に、

象徴主義神秘主義
流れを汲んだ詩人のビッグネーム。

丁度今年生誕125年という事で組まれた企画に胸が熱くなります。
世田谷文学館に拍手。
1917年の
『月に吠える』

1923年の
『青猫』

改めて読み直すチャンスと僕も引っ張り出してきました。


「僕の青年期のすべての歴史は、全く音楽のために空費したやうなものであつた。」

今回のパンフレットに書かれた朔太郎の音楽に対するこの一文。

彼は学生時代からマンドリンを愛する音楽青年でした。

昔自分も違う本で
この文章を読んだのですが、

「詩人も音楽を愛するのか!」

と、詩と音楽が大好きな自分にとって何か救われたような気持ちになった思い出があります。


十五夜ではないですが、「月に吠えろ」な秋に相性良しかなと。


※今月号の現代詩手帳、萩原朔太郎特集と共にオススメです。