MODS!

こんにちは!

大阪店ゴールドベゼルのイズミです。


ブルードレス、現在はモッズカルチャーをベースにオリジナルで展開するファッションブランドですが、90年代には60年代のオリジナルモッズの研究をもってしてモッズシーンに一石を投じました

その際に持ちいられたのがRICHARD BARNESによる写真集"mods!"でした。



この写真集は度々、和訳されていてかつて2000年の東京モッズメーデーでも訳本が販売され、その後ブルードレスでも取り扱っていました。
勿論そちらも持っているのですが、僕が最初に目にした和訳は大阪のモッズの先輩に頂いた全く別の訳本のコピーでした。
そのコピーは先輩が90年代初頭に街を歩いていたら知らないおっさんに、
「君、モッズ?いいものあげるからついておいで。」と言われ、ノコノコついていき手に入れた80年代のファッション誌の付録との事。
恐らくそれが1番古い和訳だと思っていたのですが、最近面白い物を手に入れました。


ロックマガジン社から1980年4月に発行された"fash'un 1960's"

リチャード・バーンズの"MODS!"が出版されたのが1979年、その翌年に発行されたこの本の中身は"MODS!"に載っているほとんどの写真、完訳、1980年当時のカーナビーストリートとネオ・モッズの写真が載っています。

こんな本があったなんて僕は知らなかったのでビックリしました!
内容は他の訳本とほとんど同じですが、ついつい久しぶり最後まで読んでしまい、
中でもオリジナルモッズの一人ジョニー・モークの「俺たちはこれがフランス風だと思っていた。たぶん間違っていたんだろうがね。」
と言う言葉が、ズレを楽しむ今の僕のモッズ感覚にフィットしました。
いや〜モッズはいつでも新鮮ですね。

こちらの訳本は珍しいと思いますが、リチャード・バーンズの方を持ってない方は写真を見ているだけでも面白いのでオススメです!

そして話が戻りますが、この写真集"MODS!"によりオリジナルモッズの行動原理を理解し、現代のモッズとして実践しているブルードレスの参加するLATIN/JAZZのクラブイベント"RYTHM JUNGLE"が、明日19日(土)に六本木SONORAで22時〜朝まで開催されますので、東京近郊のモダニストは是非!