やっぱりスーツが好き

こんにちは、長坂です。

それはもう新生bluesdressと言っても良いのではないかと思います。

昨日出来上がった3釦スーツ。
その到着を待ち焦がれていました。

そしてスタッフ一同、検品をしながらその出来栄えに興奮を抑えられませんでした。

それはただただスーツの楽しみを再発見するような時間で、スーツに慣れ親しんで来た僕らに新しい世界の拓きを魅せてくれるようでした。


やっぱり自分達はスーツが好きなんだな、、、


そんなシンプルな気持ちになれた気合い入った自信作です。


言わずもがなスーツが社会記号のひとつとなった20世紀。
それはもちろん21世紀も続いています。

地域も人種も問わず、いつの間にか認識された大きなルールの元、スーツは様々に発展してきました。

そして時代事にそんな潮流はあるものの、重要なのは「基本」というものは変わっていないという事。

そのスーツの美学のひとつにある基本が
「匿名性」だと考えています。

スーツはスーツであるという一見没個性の「匿名性」の中でこそ、それはフェアなルールで行われるスポーツのように個性を展開する基盤となるのです。

当たり前のような話しですが、これに対して自覚的であるかどうかが凄く大切な気がします。

そんな「匿名性」の中にあっても隠しきれない強烈な個性やメッセージを、様々なファッショニスタやスタイリスト、デザイナーやショップ・スタッフなどなどみんなが追いかけているわけです。

抑圧されるからこそ起きうる表現の爆発力には凄まじいものがあります。

その瞬間にもはや防波堤たる匿名性は完全に崩壊してしまいます。


なんか今作のうちのスーツのウンチクを沢山語ろうかと思って書いてたんですが、なんかその気が消えてしまいました。

ご興味ある方、是非見に、着に、いらして下さい。

僕がしっかりその魅力を語らせて頂きます。