文学青年

こんにちは。
 
スタッフの熊澤です。
 
雪がチラリと舞い、寒い日が続きますね。
 
そんな時だからこそ、外に出て文庫を読んみるのはいかがでしょうか?
 
私のオススメは川端康成の「伊豆の踊り子」です。
 
二十歳の主人公が伊豆に向かい旅行に行き、道中、芸者一行と旅をする。
その中で、踊り子と出会い淡い想いが表現されている短編小説となっています。
 
私の見所は、何と言っても文体の表現力が美しいことです。
「花のように笑う」などの表現が詰め込まれた一冊に、
知識が深まり新しい引き出しが増えること間違いなしです。
 
まるで大正ロマン溢れる木の温もり、アンティークの家具が重厚感を与え、
静寂に包まれ、オルゴールが響く落ち着きのあるカフェに入り、コーヒーを飲みながら文庫を片手に一時を楽しむ。
 
その際には、
MA-1のタイトなシルエットに、ワークシャツ、バイカーパンツを合わせ、細身でクールな男を演出し、ハンドメイドで仕上げた色彩豊かなモカシンを足元に添える。
 
一見すると、本を読む雰囲気を感じさせないからこそ、本を取り出し読む姿に静かなる注目を集めてしまいます。
 
そんな、文学青年になってしまいましょう!