「ギャラリーにて」

こんにちは。


ブルードレス福岡店サブレメンニクの熊澤です。


先日は後輩と福岡市美術館にて美術鑑賞をしたあと、一人で唐人町にある商店街を歩いているとギャラリーを発見しました。


作者を見ると、「フェルナンド・コーマ」


聞いたことないなと思いながらギャラリーへと続く階段を登ると別世界に入り込んでしまったかのような錯覚。


鮮やかで深みのある色彩。動物から風景画、抽象画など多彩な作品に心を奪われました!


この方はダリやガウディを生んだスペインのカタルーニャ地方に生まれ、現在は日本人女性を妻に持ち九州の山奥に暮らして活動をしています。


画廊の方に話を聞くと、日本の和紙から発想を得て、スペイン産の手漉き紙に約500年前スペイン国王が使用したと言われるシーリングワックス(蝋)を用いて「複製」が出来ないアートを完成させたとのこと。


私はこの話を聞き、改めて「個性」の大切さを学ぶことが出来ました。


現代ではどこか足並みを揃えることが必要とされていますがそこに目が行き過ぎ自分らしさを見失っているのではと感じます。


その中でコーマのようにスペインの大地と日本の大地から吸収し学び感じとった全てを落とし込んでから、表現に移し「複製」することの出来ない「個性」の大切さを伝えているのではと私は絵画を見て受け止めました。


そして、異国の文化を知ることで己をより輝かせる美術鑑賞の素晴らしさを再確認しましたよ!

このギャラリーへ向かうスタイリングはロイヤルオックスフォードの輝く半袖シャツに光の当たり方で独特に輝きを放つティノコズマのネクタイ。
丸首ベストのセットアップにチェックハットがマストです!
最後にコーマが日本の自然を愛するグリーンのレザーショルダーバッグが決まります!!


是非、自分だけの個性を知るきっかけにもなる美術鑑賞の際には、身なりと心構えを整えるためにもブルードレスにお立ち寄り下さいね!