聖地巡礼

こんにちは。
渋谷の長坂です。
最近連続して現代音楽の事についてブログで触れていますが、
さらにひとつ詳しい話しに突っ込んで、
1980年代以降の現代音楽界の話し。
モッズ達が憧れた土地、フランス・パリ。
オリジナル・モッズもポール・ ウェラーもこの地に注目し、影響を受けたように、
現代のモッズにとってもやはり重要な土地。
実はパリの芸術の中心地、ポンピドゥー・センターの脇に静かに存在するのが、
80年代以降、
現代音楽界の聖地
『IRCAM』
ここは、地球上で最も音楽の高みにいる人物の一人、
ピエール・ブレーズが初代所長を勤めた、
音楽研究機関。
今やその影響力は世界中に渡っています。
80年代、発展の迷走をしていた現代音楽界に『スぺクトラム楽派』という新しい価値潮流を生み出し、一石を投じたのもこのセンターからでした。
実は僕、このIRCAMに飛び込みで行ってきた事があります!
そもそも入れてもらえるのかも、分からないような次元の場所。
まさに強行でした。
僕「中見させて下さい」
係員「駄目」
僕「ちょっとだけ」
係員「駄目」
僕「…」
僕「何か出来る事はないのか?」
係員「これは売ってる」
そこにはズラリとセンターの構成員の書いた理論書が!
フランス語はもちろん読めません!
しかししかし、
もちろん購入。
写真はその購入したEMMANUEL NUNESのテキスト!
次回はこのIRCAM発の音楽について書かせて頂きます。